短足の人でも三角絞めをうまくかけられるよい方法は?

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絞め技の代名詞「三角締め」は短足に不利?

三角締めは、相手の腕を腕をつかんだ上で、両足で相手の体を挟み込むようにしてかける技です。格闘技の絞め技として知られ、しばしばフィニッシュホールドになるくらいの威力を持っている技でもあります。ただし、何しろ両足で相手の首から肩にかけての部分を挟み込む形になるわけですから、「脚が短いとかけられない」面を持ち合わせています。

技術でカバーできる!

実際に短足の人がこの技をかけるうえで、どれぐらい不利なのでしょうか?実際には、それほど致命的な不利にはならないというのが結論です。相手の胴体全体を挟み込んで締め上げるわけではありませんから、「脚が短い」という理由でこの技をかけられないとしたら、かなりの短足となるでしょう。

それ以上に、相手の首や腕の太さのほうが大きく左右されます。重量級レベルになると首や腕が非常に太い人もいますから、短足だとかけるのが難しくなる面もあります。従って、小柄で短足の人よりも大柄で短足の人のほうがちょっと不利になるかもしれません。

しかし、よほど脚が短い人か、相手との体格差がある場合を除くと、三角絞めをかけられるかどうかは体格の問題ではなく、技術の問題です。もし三角絞めをかけたくてもうまくできない場合は、短足を理由する前に、この技をかけるための技術をきちんと備えているかを確認するべきでしょう。誰かに確認してもらう、あるいは技をかけやすい体型をしている人にかけてみるといった作業を行いながら、技をかけにくい体型の人にもかけられるような技術を身につけていきましょう。

体格差によって三角絞めをかけるのが難しそうな状況なら使わない、といった臨機応変な対応も格闘技には必要です。技に固執するのではなく、相手関係やシチュエーションに合わせて適切な技をかける、引き出しの多さも身につけたいところです。こうした「臨機応変に対応できる引き出しの多さ」は、ファッションや経済力で短足のコンプレックスを柔軟にカバーする姿勢とも共通する部分があるはずです。

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