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脚が短いと短距離で有利になり長距離では不利になる

脚が短いと多くのスポーツでは不利になりますが、サッカーやラグビーのように脚の短さが有効活用できるスポーツもあります。陸上競技の短距離走はその1つです。通常、背が高くて手足が長い人は100m走と200m走では不利とされています。

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短距離走は回転力が重要

なぜ1歩の距離が短くなる短足の選手が有利なのかと言うと、短距離走では回転力が重要になるからです。400mや800m走では、脚の長さを活かしたストライド走法でのびやかに走るほうが良いタイムが出やすい傾向にありますが、100mと200mではそののびやかな走法がスピードに乗る前に終わってしまうのです。短い距離では、細かい歩数、短い歩幅でいかに早くトップスピードに乗るかが勝負になります。

オリンピックの100m走上位選手は低身長

オリンピックの100m走で活躍する選手は、背が低い人が多いです。平均して170cmから180cmくらいの人がほとんどで、アスリートの世界基準から見れば低身長の人達ばかりです。このことからも、背が低い方が、短距離が有利という理論を裏付けることができます。

ウサイン・ボルトは例外だった

2022年現在の100m世界記録保持者ウサイン・ボルトは例外です。彼は身長195cmと高身長にも関わらず、低身長の選手に負けない回転力を誇っています、これはボルト独自の「伸張性反射」という動きを取り入れた走り方のため、短い脚の回転数を、長い脚の歩幅のまま行っているからなのです。

距離が長いほど脚が長い方が有利

逆に走る距離が長ければ長くなるほど、脚の長さを利用できる距離が増えるので有利になります。実際に世界のトップレベルのマラソンランナーは高身長が多い傾向にあります。

モテるのは長距離体形か

余談ですが、どちらかと言うと人気が高くなるのは長距離選手です。オリンピックや世界陸上のシーズンでも、見た目に関して注目されるのはだいたい長距離ランナーです。

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