長座体前屈や長座体前屈伸が有利なのは短足の人?体の柔軟性と脚の長さとの関係を探る

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体の硬い人・柔らかい人の差は?

長座体前屈・長座体前屈伸は身体測定や体育の授業で行われ、その人の体の柔らかさを如実に表します。体が硬いとまるわかりです。「俺、体硬いんだよ」と笑ってごまかす人もいれば、ここぞとばかりに体の柔らかさをアピールをする人もいます。この差は何なのでしょうか?

長座体前屈にしろ、長座体前屈伸にしろ、上半身を前屈して、伸ばした両手を足につけることを目的としています。手(指)が足なり地面なりにつけば、「体が柔らかい」認定を受けるわけです。そうなると、「短足のほうが有利」と考えるのもごく自然なことです。足が短ければ、伸ばした手が足の指に届きやすいからです。

さらに胴長ならなおのこと、です。せっかく前屈でよい成績をあげて体の柔らかさをアピールしようとしたにもかかわらず「胴長短足だからなぁむと逆にからかわれてしまう、なんてことも起こりえます。実際のところ、長座体前屈・長座体前屈伸で短足・胴長が有利になるケースはありえますが、脚の長さ(または短さ)そのものが体の柔らかさに直接関係することはほとんどないと言ってよいでしょう。

体の柔らかさを決める要因

体の柔らかさを決める要因は、体内のコラーゲンだと言われています。タンパク質の一種で、皮膚や血管、軟骨、靭帯、腱など、体内のさまざまな場所に存在しており、体の柔軟性を保つ役割を担っています。このコラーゲンが硬くなったり、伸びが悪くなったりしていると、体が硬くなってしまうというのです。

結論として、長座体前屈や長座体前屈伸が得意な人は、短足だからではなく、れっきとした「体が柔らかい人」です。少なくともこれは人に自慢できることなので、短足のコンプレックスをカバーする自慢材料の一つとして意識しておきましょう。プラスアルファで、ファッションセンスを磨き、経済力をつければ、短足のコンプレックスを吹き飛ばすことだってできるはずです。

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