胴長の動物には何がいる?モルモット、チャボ、馬、象…かわいい動物から意外な動物まで

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動物にとって胴長短足は欠点なのか?

人間社会では、胴長短足であることは欠点として扱われがちです。簡単に言えば、「スタイルが良くない」「ダサい」といった外見面でデメリットと見なされてしまうからです。

胴長短足の動物はたくさんいる

しかし、動物界を見てみましょう。胴長短足の動物はたくさんいます。地球上の動物のほとんどは、人間よりも胴長短足と言えるでしょう。例外は、キリンやラクダくらいではないでしょうか。

胴体に対して足がとても短い動物もおり、可愛い

さらに、「人間と比較して胴長短足」にとどまらず、明らかに胴体に対して脚がとても短い動物がいます。犬のダックスフンドなどは、まさに典型的な例として挙げられるでしょう。さて、ダックスフンドはダサいでしょうか?カッコ悪いでしょうか?一般的な感覚として、「かわいい」と感じる傾向のほうが強いでしょう。

例えば、若い女性が短い足をちょこちょこと動かしながら道を歩いているダックスフンドと遭遇した時に、どう反応するでしょうか?多くの女性は「かわいい」と声を上げるでしょう。むしろ、ダックスフンドを「ダサい」と感じる感性のほうがよっぽど「ダサい」かもしれません。

動物の胴長短足はマイナスにはならない

つまり、動物の胴長短足は、外見の印象において決してマイナスには作用せず、むしろプラスになっています。これを人間に持ち込むことはできないでしょうか?

「人間と動物は違うよ」と異論を持つ方もいらっしゃるでしょう。でも、低身長・短足を「かわいい」と感じる女性もいるのです。そうなると、必ずしも胴長短足をコンプレックスの材料と見なす必要はないとも言えます。

「かわいい」胴長短足の動物

もう少し詳しく、「胴長短足の動物は人間にどのような印象をもたらすのか」を見てみましょう。先程、「かわいい」胴長短足の動物の代表格として犬のダックスフンドを挙げましたが、イタチ系の動物は軒並み胴長短足です。

イタチやオゴジョ

イタチやオゴジョをかわいいと感じる方も多いはずです。これらは胴体と体のバランスがかなり偏っていて、非常に胴長スタイルですが、それがかえってかわいい印象をもたらしているわけです。

ペキニーズ、パグ

身近な犬についても、ダックスフンド以外の代表格として挙げられるのが、ペキニーズやパグです。パグはかなり特徴的な顔をしており、かわいいと感じる人とそう感じない人で賛否両論が分かれがちな犬種としてもおなじみです。

このパグの特徴は、人間にとってもよい参考になるでしょう。必ずしもイケメンではなくても、愛嬌がある、仕草がかわいいといった要素でモテるチャンスが得られることを意味しているからです。スタイルにも顔にも自信がない人にとって、心強い存在と言えます。

ペキニーズは子供っぽい印象を与える外見の魅力を持っている犬種ですが、同じタイプとして、テリアも挙げられるでしょう。女性の母性本能を刺激するようなかわいさを持っています。

コーギー

コーギーなども、女性の人気が高い胴長短足の犬種として挙げられます。こちらはかわいらしさと凛々しさを兼ね備えた外見が特徴となっています。

パセットハウンド

パセットハウンドは長く垂れた耳も特徴で、どちらかと言えば、本当に犬が大好きな人の間でかわいいと評価される傾向があります。

マンチカン

猫に目を転じてみましょう。筆頭に挙げられるのがマンチカンです。一般的に、猫は悠々あるいは堂々とした歩き方を特徴としていますが、このマンチカンは短い足でちょこちょこと歩くため、「かわいい」と感じる人が多いようです。

なお、マンチカンは突然変異によって生まれ、その後、品種改良によって広く飼育されるようになった経緯があります。

ミヌエット

他には、ミヌエットがいます。ペルシャネコとマンチカンを交配させることで生まれた品種で、かつては「ナポレオン」という名称が使われていました。2015年に現在の名称に変更されたため、今でも「ナポレオン」の名称でご存じの方もいらっしゃるかもしれません。

とても人懐っこくて性格がかわいいのも、人気の理由となっています。

キンカロー

キンカローなども、胴長短足の品種の代表格です。名前からして、「縮れた(kinky)」+「短足(low legs)」の組み合わせです。とても遊び好きで、活発な性格をしています。

ポニー

かわいい胴長短足の動物で忘れてはならないのが、馬のポニーです。動物園などで飼育されているポニーは子どもたちの人気者、人馴れしやすく、大人しい性格なのも魅力です。

馬と言えば長い脚でさっそうと走るイメージがあるため、ポニーの短い足で一生懸命走る様子は、そのイメージとのギャップでますますかわいく見える面があります。

モルモット

動物園の子供向けのエリアや動物と触れ合えるエリアでよく見かけるのがモルモットです。イタチ科以上に短足の生き物で、イタチ系がスラリとした体型をしているの対して、こちらはちょっとずんぐりむっくりしていて、胴長短足に加えてコロコロした印象があります。

サイズも子供が抱っこするのにちょうどよく、かわいい胴長短足の動物として愛されています。

意外な?!胴長短足の動物

トラの赤ちゃん

猫以外にも、ネコ科全般の動物の生まれたばかりの頃は総じてかわいらしく、とくに虎の赤ちゃんなどは脚が短く、スタイルも顔立ちもとてもかわいいことで有名です。実は、ネコ科の動物は赤ちゃんの頃だけにとどまらず、大人になっても意外に短足なのです。

動きがとてもしなやかなので、あまり脚が短い印象を受けないかもしれません。また、ネコ科動物の代表格である虎とライオンがそれほど短足ではないことも、そうした印象を持たせる理由かもしれません。しかし、他のネコ科の中には胴長短足もいます。

ジャガー

実際に画像や動画を見るとわかりますが、ジャガーはとても胴長短足です。他のネコ科と比較してもそれは明らかで、ちょっと「寸足らず」な印象を受けます。これは密林に棲息するという環境に適応するためと考えられていて、脚が短いほうが茂みに隠れやすく、木を登るのにも適しているといったメリットがあります。

実際、ジャガーは木登りがとても上手で、その短足のスタイルからは想像できないくらい、しなやかな動きで木に登ることができます。この短足のスタイルと動きのしなやかさのギャップもなかなか魅力です。

象(インドゾウ)

胴長で脚が短い点に着目すると、象もそうです。象に関しては、「言われてみればそうだな」と納得する方も多いのではないでしょうか。基本的には、アフリカゾウよりもインドゾウのほうが脚が短い傾向があります。

ボルネオゾウ

そして、象と言えば小型のボルネオゾウも忘れてはならないでしょう。アフリカゾウ・インドゾウを「脚が短くてかわいい」と感じる人は少ないかもしれませんが、小型のボルネオゾウはとてもかわいい外見をしています。絶滅危惧種ということもあって、実物を見る機会はなかなかありませんが、覚えておいて損はないでしょう。

チャボ

チャボも胴長短足で、鶏の中でも天然記念物に指定されている種類です。「鶏が天然記念物になっているの?」と驚く方もいらっしゃるかもしれません。日本原産の種で、もともとは東南アジアから輸入された種を改良することで生まれたと考えられています。

チャボとひと口に言っても、個体によって体の色がかなり異なることが多く、バリエーションに富んでいるのが特徴です。

トカゲ

さらに挙げるならトカゲ。「気持ち悪い」という人がいる一方で「かわいい」と感じる人も少なくない爬虫類です。そのなかでも典型的な胴長短足のトカゲにヘビとはまた違った魅力を感じる人も多いようです。

胴長短足の動物に学ぶ、モテるためのヒント

こうして見ると、「かわいい胴長短足」の動物は、基本的には小型であることがわかります。低身長・短足で悩んでいる人にとって、これは重要なポイントでしょう。ファッションで短足をカバーしつつ、自分の長所、できれば「かわいい」部分をアピールできれば、モテるチャンスも得られるかもしれません。

加えて、経済力を身につければ、短足のコンプレックスから自分を解放することも可能になるでしょう。

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