短足の男性でも努力で身長を伸ばす!短期と中期、長期で身長伸びる、脚を長くする方法

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身長はどれぐらい欲しい?

日本人の平均身長は、男性が170センチ、女性が158センチほどです。意外と高いと感じる人が多いのではないでしょうか。しかし、平均が170センチということは、それよりも低い人がたくさんいることを意味します。とはいえ、自分の身長が理想に近いかどうかとなると、話は別です。とくに男性の場合、女性にモテるには170センチは必要というイメージがどうしてもつきまといます。

理想の身長は177cm

少し面白いデータもあります。男子中学生を対象にしたアンケートで、理想の身長について聞いてみたところ、平均で177センチというデータが出たのです。つまり、全体平均の170センチに対して、多くの男性はそれよりも7センチ高い身長を望んでいることになります。多くの人が「もっと身長を伸ばしたい」と思っているわけです。

とくに、胴長短足の悩みを抱えている人はその願望も切実です。短足の人は平均身長よりも低めの人が多く、せめて身長を伸ばしたい、できれば脚がもっと長くなりたいと願っているからです。

身長を伸ばす方法はあるのか?

「なんとかして身長伸びる方法はないのか?」と思っても、思うようにならないのが体の成長です。小さい頃は成長が早くてクラスでも身長が高いほうだった子が、途中で成長が止まって、後から成長期に入った同級生にどんどん追い抜かれてしまうこともあれば、小・中学生の時期は小さかった子が高校生になって急激に身長が伸びるケースもあります。体の成長をコントロールするのは非常に難しいと言わざるを得ません。

成長期に身長を伸ばす対策をする

ただし、成長期に身長を伸ばす対策や脚を長くする対策を意識して行っておくことで、成長を促すことはできます。とくに、現代人は食生活をはじめとして、日常生活のあまり良くない習慣が成長の妨げになってしまっていることがよく見られます。

体の成長を促すだけでなく、成長の妨げになる要因を排除することで、身長を伸ばす余地を増やせるでしょう。

成長期が過ぎている場合は、2~3cmなら伸ばせる

一方、すでに成長期が過ぎている場合、いったん体の成長が止まった状態から再び急激に背が伸びるのは難しいと言わざるを得ません。しかし、2~3センチくらいなら伸ばすことも可能です。さらに、脚を長くすることで胴長短足を改善し、短足卒業を目指すチャンスも得られるでしょう。

例えば、身長165センチで股下70センチだと、股下比率は約42パーセントで、胴長短足です。しかし、脚を3センチ長くすることができたと考えてみてください。168センチで73センチならば、股下比率は43パーセントとなり、かなり改善されます。

プラス、ファッションでうまく脚を長く見せることができれば、相当短足の印象をカバーできます。成長期が過ぎている人でも、こうした身長や脚を長くする方法を取り入れてみる価値は十分にあるわけです。

日常生活の工夫による改善

牛乳は投入を毎日飲む

成長期の子をメインに、日常生活で簡単にできる方法から挙げてみると、やはり食生活がとても重要と言えます。骨格の成長に大きく関係するカルシウムは必須なので、牛乳嫌いの子はちょっと要注意です。牛乳や豆乳を日頃から飲むようにしましょう。

ミネラル豊富なバナナ、炭水化物やタンパク質、脂質をバランスよく摂取する

それから、ミネラルが多く含まれているバナナもおすすめです。あと、エネルギーの源となる炭水化物やタンパク質、脂質も忘れてはなりません。要するに。成長に必要なエネルギーを過不足なく、バランスよく摂取しながら、必要な栄養素を意識して食事で取り入れていくことになります。

成長ホルモンの成長に役立つ栄養素、亜鉛を摂取する

もうひとつ、食事で意識したいのが、成長ホルモンの生成に役立つ栄養素の摂取です。体の成長は、成長ホルモンがどれだけ活発に分泌されるかにかかっていると言っても良いでしょう。この成長ホルモンが体内で生成されるうえで、亜鉛はとても重要な役割を担っています。

亜鉛はミネラルの一種で、精力増強に役立つ成分として知られていますが、体の成長にもなくてはならないのです。しかも、現代の日本人は亜鉛の摂取量が不足がちと言われています。

亜鉛が多く含まれている食材としては、レバーや牡蠣が挙げられます。牛肉やナッツなどもそうです。もしこれらの食材があまり好きではないとしても、身長と脚を伸ばすためと割り切って、日頃の食生活の中で意識して食べたいものです。

アルギニンを接種する

それから、成長ホルモンの生成に役立つ成分として、アルギニンが挙げられます。こちらも精力増強効果で知られている成分ですが、肉や大豆製品、魚類に多く含まれています。タンパク質の摂取と併せて、摂取を心がけてください。

ビタミンC、ビタミンDなども接種する

他には、摂取したカルシウムの体内への吸収を促すビタミンDや、体内でのコラーゲン(タンパク質の一種)合成をサポートするビタミンCなども、摂取したい栄養素として挙げられます。なお、ビタミンDは日差し(紫外線)を浴びることでも生成されるので、あまり外で活動する機会がない人は、意識して日差しを浴びる機会を作りましょう。夜勤が多い男性は要注意です。

睡眠の時間をたっぷり取る

成長ホルモンと言えば、忘れてはならないのが睡眠です。成長ホルモンは睡眠中にもっとも活発に分泌されるため、十分な睡眠をとることが求められます。実は、現代人はこれがうまくできていないために、体の成長を妨げてしまっていると言われています。夜更かしや睡眠不足はもちろん、不眠などの睡眠障害の問題から、ぐっすりと眠るのが難しくなっているのです。

美容の世界では、午後10時~午前2時の間はもっとも新陳代謝と成長ホルモンの分泌が活発になる時間帯として、よく知られています。これは、体の成長を促す点でも同じことが言えます。夜更かしは避けて、できるだけこの時間帯に睡眠を確保できるように、生活習慣を改めましょう。

睡眠の質を高める

睡眠時間だけでなく、質の高い睡眠を確保できるかどうかも重要です。要するに、ぐっすりと眠って疲れをとることができているかであり、そのためには寝る直前に脳を刺激するようなことは避けなければなりません。具体的には、カフェインを摂取する、スマホやゲームをするといった行為です。とくに、ベッドにスマホを持ち込んで使っている人も多いでしょうから、身長を伸ばす、脚を長くする対策の一環として、就寝前にはスマホを遠ざける習慣をつけるべきでしょう。

こうした日常生活の改善を心がけることで体の成長を促し、身長を伸ばすチャンスを増やすようにしたいものです。これは長期的な視点からたった非常に重要な方法です。

ストレッチや運動による改善

こちらはより中期的な視点での対策となりますが、こうした食生活や睡眠環境の改善に加えて、積極的に身長を伸ばし、脚を長くする方法の鍵を握るのは運動です。

適度な運動で成長ホルモンの分泌を促す

再び成長ホルモンの話になりますが、適度な運動は体内での成長ホルモンの分泌を促すとされています。運動をすると疲れますが、この疲労が乳酸という物質を作り出し、それが脳下垂体を刺激することで、成長ホルモンを増やすのです。

乳酸の作り方

乳酸は、筋肉に負荷がかかって、疲労を感じた時に多く発生します。つまり、いわゆる「筋トレ」をはじめとした、筋肉を鍛えるトレーニングが重要と言えるでしょう。

しかし、身長が低い人、とくに短足の悩みを抱えている人は、筋肉をつけることを警戒しがちです。重量挙げのように、逆に体の成長を止めてしまうイメージもありますし、筋肉がついてマッチョになってしまうと、ますます小柄&短足が目立ってしまうからです。

筋肉マッチョは逆効果

しかし、この身長を伸ばし、脚を長くするための運動に関しては、ムキムキの筋肉をつけるようなハードなトレーニングは必要ありません。あくまで筋肉に適度な負荷をかけて疲労を感じさせることが目的ですから、マッチョになりたくない、または運動が苦手でも、無理なく行うことができます。

腕立て伏せや腹筋運動などを取り入れてみましょう。ダンベルやバーベルといった器具を使うのではなく、自分の体重の重みで負荷をかける、自重トレーニングがおすすめです。

ウォーキングやジョギング、縄跳びなどの有酸素運動

それから、ウォーキングやジョギング、縄跳びなどの有酸素運動と組み合わせると、さらに効果がアップします。筋トレが苦手なら、こちらをメインに行うとよいでしょう。ウォーキングやジョギングはストレス解消にもなりますし、睡眠環境の改善にも役立つので、とくにストレスを抱えやすい20代以上におすすめです。

バスケやバレーなどジャンプする競技は身長が伸びやすい

よく言われるのが、バスケットボールやバレーボールなどのジャンプする競技をやっていると、身長が伸びやすいという話です。これは科学的にも根拠があり、ジャンプをすると、骨端線という部分が開くことで身長が伸びやすくなると考えられています。

また、ジャンプをして着地した際には脚に衝撃が加わりますが、この衝撃が骨の成長を促します。つまり、バスケやバレーボールのように連続してジャンプする競技を続けていると、骨の成長を促しやすく、身長や脚が伸びやすくなるのです。

日頃からジャンプする機会を作る

じゃあ、バスケやバレーボールをやろう!と思い立っても、どちらも集団競技です。今さら部活に入るのは面倒、自分のペースで身長を伸ばす対策をやっていきたいという人も多いはずです。

要するに、継続・連続的にジャンプをして脚の骨に刺激を与えればいいわけですから、バスケやバレーボールのような競技をやらなくてもOKです。日頃からジャンプをする機会を作れば、それだけでも十分対策になります。

ストレッチも有効

こうした運動に加えて、もっと気軽にできるストレッチも有効です。ストレッチで身長を伸ばす、脚を長くすることに関しては、2通りの考え方があります。ひとつは体の成長を促すために行うストレッチ、もうひとつは姿勢を矯正して背を高く/脚を長く見せるためのストレッチです。

ストレッチで筋肉を柔軟にし、正しい姿勢へと矯正することで、成長ホルモンが伝達しやすくなり、身体が成長しやすくなると言われています。成長期はもちろん、成長期を少し過ぎた20代前半くらいでも、この視点からストレッチをすると、さらに背を伸ばすチャンスを得られやすくなるでしょう。

運動の準備運動

代表的なストレッチに、よく運動の前の準備運動で行われる、両脚を伸ばした姿勢で上半身を倒していく前傾姿勢のストレッチが挙げられます。これは腰と足の筋肉をほぐす効果がある他、身体の柔軟性を高めるのにも役立ちます。

体が硬いとどうしても姿勢が悪く、骨格が歪みやすいので、体の成長の妨げになりがちです。身体を倒す際には決して無理をせず、毎日少しずつ身体を柔らかくしていく努力が必要です。

正座の状態から上半身の後ろに倒すストレッチも有効

正座の状態からそのまま上半身を後ろに倒していくストレッチは、太ももの筋肉をほぐすのに役立ちます。仰向けの姿勢から両脚を曲げて両手で抱え込むストレッチは体全体を丸める形になり、これは腰~お尻~太ももの範囲の筋肉をほぐす効果があります。短足の人はとくに、こうした下半身の筋肉や関節をほぐすストレッチを取り入れると良いでしょう。

姿勢を矯正するストレッチも有効

もうひとつの姿勢を矯正するストレッチでは、猫背や骨盤の歪みを矯正することを大きな目的とします。猫背だとどうしても身長が低く見えますし、骨盤が歪むと下半身がむくみやすく、足が太くなって、短足の人はますます短く見えてしまうものです。

しかも、胴長短足の人は座った時に座高が高いのをごまかそうとして、ついつい身体を縮めるので猫背になってしまいがちです。こうした点からも、年齢や成長期かどうかを問わず、姿勢を矯正するストレッチはとても重要です。

このタイプで簡単にできるストレッチでは、背筋を伸ばして胸の部分の大胸筋をほぐす方法がおすすめです。両脚を伸ばしで床に座り、両手を身体の後ろで床につけて身体を支えます。この姿勢のまま、胸を張って背筋を伸ばしていきます。気持ちよく感じるくらいまで背筋を伸ばしたら、30秒くらいその姿勢をキープしましょう。

こうした対策は身長を伸ばす方法としてはもっとも短期的な視点で効果も期待できるものなので積極的にとりいれるようにしたいものです。

ファッションでうまくカバーする

こうした身長を伸ばす、足を長くするさまざまな対策を日常生活の中で取り入れつつ、ファッションでもうまく短足をカバーして、脚を長く見せる工夫をしましょう。

シークレットブーツを履くといった実際に背を高く見せる方法以外に、身丈に合ったトップス・スボンを穿く、ズボンは細身のもの、暗色のものを選ぶなど、より自然な方法も取り入れたいところです。コーディネートをちょっと工夫するだけでも、背を高く見せることができます。

低身長・胴長短足卒業の実現を目指せ!

これらの方法に即効性はありません。しかし、毎日コツコツと、数ヶ月、さらに1年以上続けていけば、ジワジワと効果が得られ、やっていない人と大きな差をつけることができるかもしれません。「継続は力なり」なのです!

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