短足は男性のほうが多い？女性が少ないのはハイヒールのせい？

短足というと、男性に対して言われることはままあります。でも女性に対して短足ということはあまり多くないのではありませんか？しかしこれは、男性と比較して女性の短足割合が少ないというわけではありません。女性で短足が少ないといわれる理由の一つとして、ハイヒールが関係しているようです。

ハイヒールで足を長く見せられる

女性の場合、外出するときにハイヒールを履く機会も少なくありません。このハイヒールによって、足の短さをカムフラージュすることも可能です。4～5cmくらいの高さのハイヒールを履くだけでも、だいぶ足の長さの印象が変わってくるといいます。男性はハイヒールを履く機会がありません。このため外出する際に足の短さをごまかせないので、短足の人が多いように感じられます。

実際は女性のほうが短足？

実際のデータで見てみると、むしろ女性のほうが短足の人が多いこともうかがえます。平成18年の学校保健統計調査の17歳の体格のデータを見てみましょう。足の長さ/身長の比率でみると男性は46.3に対して女性は45.8でした。これを見ても女性のほうがやや胴長短足であることが推測できます。

女性はハイヒールでごまかせる

男性のほうが短足が目立ちがちです。しかしこれは女性の場合、ハイヒールなどのファッションでごまかせるからです。むしろデータなどを見ると、女性のほうが胴長短足の傾向のあることがわかります。短足男子でも経済力をつけたり、ファッションセンスを磨いたりすることでモテる男子になることも十分可能です。