シャコタン、メディキュット、自動車のシート…短足の人あるある!をまとめてみた

目次

日常生活でちょっと困る、短足あるある

短足の悩みを抱えていると、日常生活の中でいろいろと困ることが出てくるものです。その困った時に、ついついやってしまうこともあります。これらは短足の人にとっては「わかるわかる!」と共感できますし、短足の悩みを抱えていない人にとっては「そんなこと気にしてるんだ」と驚くことでしょう。

日常生活で困る「短足の人あるある」とは何でしょう?そう、身長に対して座高が高いことです。胴が長いんですから、当然と言えば当然です。例えば、映画館や劇場の座席や電車のシートなど、横並びの座席に腰掛ける時に、座高が高くて自分だけ頭一つ飛び出た状態になってしまうこともしばしば。隣りに座っている人と身長はそれほど変わらないのに、座席に腰掛けた途端に自分の頭がニョッキリと突き出た状態になる…非常に決まりが悪いものです。

とくに映画館や劇場の場合は後ろの席の人から座高が高い(=脚が短い)のがまるわかりで、「うわ、この人の座高、高いわ~」なんて思われていないか、気にしながらの鑑賞になってしまいます。集中できないことこの上なく、前方の画面や舞台を見ているはずなのに、意識は背後に向いている感じです。

そんな状況に晒されるとどうなるでしょうか?そう、一生懸命座高を低く見せようとするんです。背中を丸めて身体を縮め、上映中ずっとそんな姿勢をとっていることで首や背中は痛くなるわ、猫背になってしまうわで、大変です。しかも猫背になってしまうとますます足が短く見えてしまい、二重の意味で大きなダメージを受けることになります。

そこで、猫背、肩こりがクセになってしまう人も少なくありません。デスクワークをやっている人なんかはとくに大変です。

そのデスクワークで厄介なのが、「足が床につかない」ことです。職場のデスク・チェアは会社が用意するものですから、短足の人の体型に合っている保証なんてどこにもありません。むしろ合っていない可能性のほうが遥かに高いでしょう。会社がカッコつけて海外製(欧米人の体型向けに作られた)チェアなんて用意しようものなら、床に足がつかないこと確定です。

しかも、短足は足の付け根から太ももまでもが短いですから、椅子に深く腰掛けようとすると、足を曲げにくくなってしまいます。膝の位置に合わせて腰掛けようとすると、非常に浅く腰掛ける形になり、背もたれに背中をつけることができず、ちっとも快適じゃありません。浅く腰掛けた状態で無理して背もたれにもたれかかろうとしようものなら、腰に負担がかかります。

これと同じようなシチュエーションが、車を運転する時にも起こります。脚が短くてアクセルやブレーキを踏みにくいので、シートを前に持ってくるんです。まあ、これは仕方がないですけど、他の人の車を運転する場合にシートを前に持ってこなければならない時なんかは、持ち主が自分よりもあからさまに脚が長いのがわかって、かなり切ないです。

短足の人がやっていそうな「あるある!」

車に関して、短足の人は「シャコタン」仕様の車種を乗る傾向も見られます。シャコタンとは「車高短」のこと、つまり車高が低い車です。これなら、足が短くても安心してブレーキやアクセスを踏むことができます。

昔はシャコタンと言えば暴走族が乗っている車というイメージが強かったのですが、近年では運動性能や安全性能に優れている点が評価されるようになりました。しかも、1995年に車のカスタマイズに関しての規制緩和が行われ、それまでは違法改造とされていた、スプリングの交換によって車高を低くする改造が認められるようになりました。短足で車が運転しにくい人は表向き「今、人気だから」という理由で、堂々とシャコタンを乗ることができるようになったわけです。車の運転に関して、風向きは短足の人のほうに来ているのかもしれません。

チェアに関しても、「シャコタン仕様」などと呼ばれるオフィスチェアが登場しています。欧米人よりも短足の日本人に合わせたオフィスチェアです。もともと短足でなくても海外製のオフィスチェアを一番低い設定にして使っている人は多く、それに目をつけたメーカーが「シャコタン仕様」のチェアを開発したのです。短足の人の中には「待ってました!」とばかりに、こうしたオフィスチェアに手を出す人もいます。

もちろん、足を細くするための努力を日頃から惜しみません。例えば、むくみ対策です。むくみで足が太く見えてしまうと、ただでさえ短い足がますます短く見えてしまいます。この下半身のむくみ対策ではウォーキングなどの運動で筋肉をきたえるのが一番なのですが、運動を習慣にするのはちょっと大変…そんな人に人気なのが、メディキュットに代表される脚痩せ用のソックス&ストッキングです。

とくに女性の間で人気があり、こうしたソックスやストッキングを日頃から履き続けることで足全体を適度に締め付け、引き締める効果を発揮してくれます。男性もパンツの下にメディキュットを履くことで、スリムで脚長なラインを演出することができるわけです。

こうした陰の努力やファッションでうまく脚長に見せるといった工夫は、あまりネガティブに考えずに、楽しみながらやっている部分もあり、短足のコンプレックスを解消する良い手段でもあります。それほど気に病む必要はないわけですが、色々と面倒な部分があるのは否定できないでしょう。

あとは、いい仕事に就いて経済力を身につけ、自分に合った車やデスク&チェアを用意できるような環境を目指すといった意識も、短足の人に見られる「あるある」として挙げられます。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

コメント

コメントする

目次