現代は公開処刑の機会が増えている？
短足の人にとって、現代社会は生きづらい環境なのかもしれません。なぜなら、短足であることを多くの人に知られる形で公開処刑されかねない機会が、日常生活のあちこちに転がっているからです。
その原因となっているのが、デジカメ、スマホ、タブレット端末による、誰でも気軽に撮影できる環境です。例えば、学校生活の中で誰かが校内を撮影した時に、たまたまあなたの全身が写っていたとしましょう。それを見た人たちが、「あれ、よく見るとこの人足短いね」と気付くこともあり得ます。しかも、メールやSNSなどで多くの人に共有されることで、広く拡散してしまいかねません。
とくに、SNSは短足にとって、公開処刑の恐れがある恐怖の世界と言っても過言ではないでしょう。気軽に撮影できるようになったことで、いろいろな記念に、友達同士やその場にいた人たち同士で記念撮影をする機会が増えています。あなたがみんなと写真に写ることで、一緒に写った人たちと脚の長さを比較されてしまうことになります。
しかも、記念撮影や特別な機会の撮影ほどSNSに投稿される可能性が高くなりますし、SNSに公開されれば知らない人の目に触れる機会が格段に高くなります。その結果、周囲の人達に比べてあなたが脚が短いのがまるわかりという写真が不特定多数の人たちの目に晒され、まさに公開処刑の状況になってしまうのです。
自分が知らないうちに誰かのSNSで集合写真が投稿されて、公開処刑されてしまっているケースがよく挙げられます。ある程度の人数が写っている集合写真の場合はいちいち全員に許可をとらずに投稿・公開してしまうことが多く、何気なくSNSをチェックしてみたら、「あっ、俺の短足が公開処刑されている！」と驚くこともあるのです。
さらに、友人から初対面の人を紹介されて会った時などに、その友人があらかじめ写真であなたの外見を相手に見せているケースもあります。そして、初対面の人から「この写真であなたのことを知ったんです」と見せてもらったら、超短足の状態で写っている写真だった…なんて悲劇も起こります。直接会う前から、「この人は短足」という先入観を持たれた状態になってしまっているわけです。その友人に悪意があるわけではなく、手持ちの写真の中からあなたの外見を知ってもらうのに適したものを選んだに過ぎないのでしょうが、結果的にはあなたが短足である「事実」を広く拡散させ、公開処刑の形へと追い込まれています。
ファッションが公開処刑のきっかけになることも！
ですから、短足の悩みを抱えている人はいつ、どんな形で撮影される機会があるか、注意しながらアンテナを張り巡らせておく必要があります。友人同士の集合写真や、楽しく過ごしている時に撮影する写真ともなると、断りづらいものです。そんな時、集合写真の場合には必ず前列を確保してしゃがむ、友人と映る時にもできるだけ座るなど、とっさに写ってもOKな対策を取りたいものです。
もうひとつ、公開処刑のリスクを高めるシチュエーションとして、注意したいのがファッションです。ファッションは工夫次第で短足をカバーすることができる優れた手段ですが、状況によってはかえって短足を際立たせてしまう恐れがあるからです。
公開処刑の観点から注意したいのは、「他の人達と比較されやすいファッション」です。みな思い思いのファッションをしている場合には、あまり公開処刑のリスクは生じないものです。あなたが脚長に見えるスリムなジーンズを穿き、別の人が腰パンをしていれば、足の長さは判断しにくいものです。ところが、全員が似たようなファッションをしている場合は容易に比較できてしまうわけです。
その典型的な例が水着です。プールや海では全員が水着を着て、泳いだり遊んだりしています。全員が足の長さがはっきりわかる格好をしているわけですから、ごまかしようがありません。その状況で集合写真を撮ろうものなら…悲惨なことになりかねません。
水着だけでなく、短パンなどの足が出るファッションは要注意です。海水浴の他、沖縄など夏に人気のある観光地に赴いた時には短パンで過ごす機会も多くなりますし、周囲もみんな短パンとなると、やはり短足をごまかすのが難しくなります。こうした機会にうまくごまかせるファッションができるかも、センスが問われる部分かもしれません。
他に、学校の制服やジャージなどみんな同じものを着ているシチュエーションも、短足が際立ってしまい、公開処刑になりかねません。しかも、今回挙げた例はどれも集合写真や記念撮影をする機会が多いものばかりです。こうしたケースでも、とっさに脚が短いのをごまかせる対策ができるかどうかが重要になってくるでしょう。
友人と過ごす時間を楽しみつつも、短足をカバーする意識を常に持っておきたいものです。あとは経済力。ファッションや遊びにお金をかけられるだけの収入を得ることで短足をカバーするだけでなく自分に自身をモテるような要素も追求してみましょう。
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