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座高が高い=短足ではない?座高が高い人あるあると正しい足の長さの測り方

座高が高いことにコンプレックスを感じている人が少なくないのではないでしょうか。座高が高いだけで足が短い印象を与えますし、実際、人より座高が高いことで、日常生活でも気になることがあります。そこで、座高が高い人に共通するあるあると、「座高が高い=短足」というイメージは本当なのか、さらに実際の足の長さの測り方などについてまとめてみました。

目次

座高が高い人のあるある1. 座高測定で低く見せようと頑張る

座高が高いという自覚がある人にとって、学校の座高測定はつらい時間ではなかったでしょうか。身長の高い・低いは見たままなので気にしてもしょうがないのですが、座高測定によって実は短足だったとわかるのはけっこうショックです。

たとえば、身長170cmの男性の場合、平均的な座高は91cmです。身長が170cmなのに対して座高が91cmと聞くと、「足の長さが79cmしかないのか?」と思ってしまうかもしれません。実際は身長-座高=足の長さではないのですが、そういうイメージがあるだけで、座高が高い人にとってはコンプレックスとなります。

意味がなかった座高測定

そもそも、座高測定に意味はあったのでしょうか。実は、座高測定には意味がないことが公に明らかになっています。少し前までは全国の学校で身体測定の項目に座高測定が含まれていましたが、2014年を最後に廃止されてしまったのです。

もともと座高を測定するようになったのは健康診断が始まった明治時代のことで、その目的は徴兵検査でした。良い兵隊になるかどうかを見極めるために身体測定が行われ、座高も兵隊の良し悪しを見極める一つの指針になったのです。というのも、座高が高いほど重心が低い位置にあるため、下半身がどっしり安定しているとされていたからでした。

戦後、徴兵検査がなくなってからも、座高測定は続けられていました。「健康管理に大切だから」などと言われて続けられていたのですが、現場の学校では「座高と健康状態には何の関係もない」とずっと言われてきたのです。客観的にもその関係を示す指標などがなかったため、現場からの意味がないという声を受けて、2014年にとうとう座高測定が廃止されたのでした。

健康管理に意味がないのなら、ただ足の短さを知らしめるためだけに座高を測定していたことになります。座高測定で嫌な思いをした短足男性は、「もっと早く廃止されてほしかった」と思っているのではないでしょうか。

座高が高い人のあるある2. 座高を低く見せようとして猫背になる

座高が高いことがコンプレックスのある人は、少しでも低く見せようとします。座高測定で頑張って低く見せようとするだけではありません。座高が高いと、人と並んで座った時に、人より頭の位置が高くなってしまいます。また、映画館などでは、座高が高い自分のせいで、後ろの人が見えにくくなっているのではないかと気を使ってしまうこともあるあるです。

そこで、なるべく座高が低く見えるように猫背になってしまうのも、座高が高い人に共通する傾向です。しかし、そうやって多少座高が低く見えたところで、猫背のほうがデメリットが大きいことに多くの人は気づいていません。

思春期に自分で意識したからか、人に指摘されたかして、座高を低く見せようと猫背を続けた結果、その姿勢は完全に癖として身についてしまいます。その結果、肩こり、関節痛、消化不良、自律神経の乱れなど、健康上のさまざまなデメリットが生じるのです。

見た目的にも、猫背に良いことはありません。多少座高が低く見えたところで、身長が低く見えるだけで足が長くなるわけではありませんし、そもそも猫背の姿勢では自信がなさそうな印象を与えます。また、猫背のせいで血流が悪くなるため、シワができやすく、年齢より老けて見えるのもデメリットです。

短足に見えるのが嫌だからと座高を低く見せるのは、逆効果でしかないことに気づきましょう。座高が高いことがコンプレックスだとしても、実際はむしろ座高を高く見せるように背筋をぴんと張っているほうが、姿勢がよく見えて自信を感じさせます。それに、血流も良くなって健康的にも良い効果があります。

「座高が高い=短足」ではない

座高が高い=短足というイメージがありますが、そもそもこのイメージが間違っています。座高を測ったことがある人ならおわかりのように、座高とはお尻の厚みも含んだ数字です。一方、足の長さとは、要は股下の長さのことですので、身長から座高を引いた数字と異なることがわかるでしょう。

正確な足の長さは、股下を測定するとわかります。この機会に、ぜひ自分の股下を知っておいてください。パンツを購入する時にも役立ちます。お店で試着して購入する場合は知らなくても大丈夫ですが、ネット通販では、正確な股下がわかっていないとサイズの合わないパンツを買ってしまうかもしれません。

股下の測り方は簡単です。用意するのは、厚みのある雑誌などのような硬くて四角いものと、付箋、メジャーだけです。壁に向かって背中を付けて、両足をそろえて真っすぐ立ってください。その状態で股下に用意した雑誌を挟み、足の付け根まで引き上げます。雑誌を壁にしっかり押し当てて、床と水平にした状態のまま、その上側と壁が接している部分に付箋を貼りましょう。あとは体を離し、床からその付箋までの長さをメジャーで測ってください。その数字が、身長から座高を引いた数字ではない、本当の足の長さです。

持っているパンツの股下も測ろう

自分の股下の正確な長さがわかったら、現在持っているパンツの股下も測っておきましょう。自分にぴったりのパンツの股下を測っておけば、次に買うパンツを選ぶ時にも参考になります。

パンツの股下の測り方は、自分の股下を測るより簡単です。床にパンツを広げて、股の中間の縫い目の部分から裾までを内側に沿ってメジャーで測るだけです。

なお、パンツの股下から裾までの最短距離だと実際よりも短くなります。股下から縫い目に沿って裾までの長さを測るのがポイントです。この長さがわかっておけば、次にネットでパンツを購入する時に、穿いた時のイメージが湧きやすくなります。

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