「短足」は目立つ
短足の人が抱える悩みのほとんどは「モテない」「バカにされる」といった外見上のものです。スポーツをやっている人を除くと、日常生活の中で「短足だから○○ができない」といった実用面での悩みを抱えることはあまりないでしょう。
これも、短足は「目立つ」のが原因です。単に立っているだけで「この人足が短いな」と思われてしまいかねませんし、他の人と一緒にいる時に比較されることで、短足認定を受けてしまうこともあります。
あげくの果てには、記念撮影・集合写真などで短足であることが多くの人に知られて、公開処刑されてしまうことさえあります。
短足に比べて目立たない「腕が短い人」
腕が短いのは外見に影響しない
腕が短い人は、短足の人に比べると悩みを抱えにくい面があります。それほど体全体のバランスに大きな影響を及ぼさず、目立たないのが大きな理由でしょう。
短足は単に脚が短いだけでなく、胴が長く見える、全体のスタイルのバランスが悪く見えるといった、大きなデメリットをしばしばもたらします。
腕が短い呼び方はあまりない
これは、腕が短い人に対する呼び方があまりないこととも関わってきます。「短足」という言葉は脚が短い人を馬鹿にするような響きが伴っており、あまりよくない意味で「使いやすい」面を持ち合わせています。
それに対して、腕が短いことはそれほど悩みのタネにも、バカのされる原因にもならないので、「短足」のようなキャッチーな言葉がないのです。
リーチが短い、短腕
腕が短い人に対して使われる言葉としては、まず「リーチが短い」が挙げられるでしょう(ボクシングをはじめとした格闘技でしばしば使われます)。それから、シンプルに「短腕」とも言います。
しかし、どちらも短足のような強烈なインパクトと響きは持っておらず、腕が短い人が面と向かって言われても、それほどショックには感じないものです。
この呼称からも、短足の人の苦労がうかがえるのではないでしょうか。その分、短足の人はファッションや経済力で自分の魅力を際立たせる努力が必要とも言えそうです。
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