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「短足おじさん」を表すスラングは外国語にもあるの?英語で,イタリア語,フランス語,韓国語,中国語,ドイツ語,で調べてみた

脚が短く、年齢が高い男性を「短足おじさん」と呼んだりしますが、世界でもそのようなスラングはあるのでしょうか。そもそも、おじさんという概念についても、世界共通なのかがあいまいだったりします。

目次

「短足おじさん」をいろいろな言語に訳してみた

短足おじさんという単語を様々な言語に変換してみました。英語でshort man、イタリア語だとzio basso、フランス語だとpetit oncle、韓国語だと짧은 다리 아저씨、中国語だと矮叔叔、ドイツ語だとkleiner Onkelになりました。多くの言語に共通して言えるのが、「短足」を表す言葉が無いということです。それぞれの訳を日本語に翻訳し直すと「背の低いおじさん」となります。もっと正確に短足ということを描写するとなると、「脚が短いおじさん」と説明する形にしなければいけません。つまり、「短足おじさん」という言葉をそのまま表す単語は無い、もしくは公式な言葉としては存在しないと結論付けていいでしょう。

脚の短いおじさまに何か言ってやりたい時、言ってやりましょう、「このzio basso(ズィオバッソ)」と。

海外のおじさんの概念は

日本語で言う「おじさん」のニュアンスを持った単語は、欧米の国々ではあまり一般的ではありません。英語で一番近いのは「Old man」になりますが、日本語のように年齢以外の意味をふくんでいるということが無いのです。

日本語の「おじさん」という言葉には年齢が高いだけでなく、時代に追いついていなかったり、若者文化に疎かったり、特有の言葉遣いや言動であったりということを表しています。「おじさん」という一言にも、たくさんの意味が込められているのです。

年齢はただの数字

英語圏では「Age is just number」というフレーズが使われることがあります。日本語にすると「年齢はただの数字に過ぎない」という意味。日本では年齢はアイデンティティーを構成するのに重要な要素となっています。10代なら10代らしく、20代なら20代らしく、と言ったように、それぞれの年齢に合った行動や服装、立ち振る舞いが求められます。それに縛られて一生を過ごす人も少なくないでしょう。しかしアメリカなどの多くの欧米諸国では、年齢に合わせた行動や生活をしなければいけないという考えを持った人は少数派です。もちろん女性が結婚や出産などのことを考えて、年齢を気にすることはありますし、30歳に近づくにつれて焦るという感覚はほとんど世界共通です。しかし40歳を過ぎてから会社を辞めて大学に通い始めたり、20歳が40代と結婚したり、17歳でも大学に通ったりなど、日本だと年齢のために制限されそうなことを堂々と当たり前のようにやってしまいます。

ドイツではしわは美しい物

ドイツの美容用品の広告では、顔にしわの入ったモデルが起用されることが良くあります。日本ではありえないことです。日本では若い世代向けの商品はもちろん、年配の女性向けの化粧品まで若々しいモデルが使われます。しかしドイツでは「歳をとっているのにしわが無いのは不自然で気味が悪い」という感覚があるため、女性を一生懸命若作りさせる習慣が無いのです。

そのため、若さが武器になることも少ないのです。歳をとることが悪いことではないのだから当然です。また、日本や多くの国では若い女性はとにかく優遇されがちですが、年を取った女性も若い女性もそれぞれがそれぞれの美しさを持った女性なので、扱いに違いが出ることはあまりありません。

脚の短さも年齢も紙でできた檻のようなもの

これらの事実を踏まえると「脚が短いし、もう歳だし」という理由で恋愛を諦めることがいかにバカバカしいかが分かってきます。脚の短さも、年齢もその人のアイデンティティーのほんの一部にしか過ぎないのです。それ以外の要素を磨けば、恋愛を始めて、パートナーを見つけることも十分可能でしょう。

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