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足が短い人は体重が重いのか

「脚が短い人の方が胴体の部分が多いので、体重が重くなりがち」という噂を聞くことがあります。たしかに脚が長い方が、体の表面積が減るので、その分軽くなってもいいという理論は成立するように見えます。しかし脚の長さと体重の相関関係は確認されていません。

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胴体には空洞が多い

まず脚よりも胴体の方が重い、ということが決定事項ではありません。胴体には内臓が入っているため空洞が多く、見た目ほど重くはないのです。それに対して脚は、筋肉や骨、脂肪が隙間なく詰められているので密度が高く重いのです。そのため「胴体よりも脚の方が軽い」という理論は成り立ちません。

体重は様々な要素で決まる

体重を決める要素はたくさんあります。同じ身長でも、骨格の大きさで重さは変わるし、体全体の大きさが同じでも、筋肉量、脂肪量などが違えば体重も変わります。つまり、例え脚の短い人が長い人よりも体重が重かったとしても、それが脚の短さによるものなのかどうかは分からないのです。1人の人間の体重を測り、まったく同じその人の脚を伸ばしてもう一度体重を測り直すということでもしなければ、脚の長さと体重の相関関係を立証することはできません。

体重の増減にも大きな関連性はなし

また脚の長さが太りやすさや痩せやすさにつながるという理論は、2022年現在のところでは確認されていません。脚が長い方がたくさん動けるから痩せやすい、という理論も、消費カロリーで言うと、脚の長さによる違いは見られません。

脚が短い方が重そうに見えることはある

実際の体重には大きく影響はしませんが、脚が短い方が見た目に重い印象が出ることはあります。手足が長い方が、正面から見たときに両脚の間や脇に空間が多く見えるので、軽やかなイメージを持ってしまうことがあるのです。

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